俺はそのまま部屋に入った。
「ごめんな」
俺は小さく呟くように謝って、ベッドの中に潜り込んだ。
生き返って3日目の朝。
俺はまだ生きているみたいだ。
って、これ昨日の朝もこんなこと考えてたな。
これが毎朝続くのか。
俺は窓を開けて、
外を眺める。
デルデは今、なにやってんだろう。
あの雲の上にでも居るのか?
「…おはよ」
俺は一番でかい雲の塊に向かって挨拶をした。
返事なんて勿論返って来ない。
「バカらし」
俺は窓を閉めた。
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