本当なら、
俺は一人でずっと
この暗闇の"無"に居ただろう?



でも、デルデが言っていた
"とある人"がデルデに直接俺の導きを頼んだのだと…


そのおかげで、
俺が生き返れるのなら…






「決まったみたいですね」




デルデは俺の顔を見て言った。




「…俺は、やり残したことを果たすため生きる」