返事が書かれた日付けから半月以上経っていた。


・・・・・・こんばんは、返事が遅くなってすごめんね。次の日から何故かブログへ繋げなくなって・・・


やっと今、繋がったのでカキコしています。僕の家も親が毎日毎日うるさいです。どこかへ行きたい気持ちも同じでよくわかりまよ。


それと僕も、少しだけ携帯小説を書いているよ、でも才能がないのか読者がまだ一人ですけどw ではでは・・・・・・


真一は小説と言える程のものは、まだ書けていなかったが、好印象を持たれようとして、ついついそのように書いてしまったのだった。


次の日の深夜


運が良いのか悪いのか受験地獄ブログは開いて、掲示板に昨夜の返事が書かれていた。


・・・・偶然だね~、どんな携帯小説を書いているの?


私のは恋愛小説です。


テータイ小説ヘビへビ文庫にブログと同じハンドルネームで書いてるから読んでみて!


http://hebihebi-bunko.zigoku.jp/


・・・・・良かったら、感想を書いてね・・・・・



その夜のうちにマリリンのケータイ小説を読んですぐに感想を書いた。


・・・・こんばんは、マリリンの小説を読んだよ。


物語の中で、主人公を落とし入れようとした悪人が、地獄に落ちて閻魔大王に裁きを受ける所なんか、本当に見てきたみたいです。


想像力が豊かなんだね・・・・・主人公と閻魔大王の娘は最後にどうなるの?


すぐにマリリンからの返事が書いてあった。


・・・・ケータイ小説を読んでくれてありがとう。

地獄の事は実体験を元に書いてるから想像力はいらないよ。それと二人の最後はまだ秘密だよ・・・・・・


へっ?実体験?真一はこの時、実体験の意味がわからずにいた・・・・


そして掲示板で何度かやりとりしているうち、真一にとって天と地がひっくり帰るような事実が判明するのであった。


それは・・・・