ある夜、マキは受験地獄ブログに日記を書いていた。
すると、急に画面が真っ暗になり、マキは声を発する間もなく・・・・画面の中に吸い込まれるように消えた。
そして、その夜。ケンさんと真一が部屋でポーカーをしていると窓を風が何度も叩いた。
「どうしたんだろ?」真一が窓開けると雷神と風神が並んで中に浮いていた。
「わぅっ、びっくりするじゃないか、二階の窓から来なくても・・・・」
「急用なんでな、入ってもいいか?」
雷神と風神が真一の部屋へ入りマキが行方不明になっている事を伝えた。
「そこでな真一、お前の千里眼で探して貰いたいんだ」雷神が落ち込んだような声で言った。
「わかった、すぐにやってみる」
真一が千里眼を操作してかけ直すと。
「いたっ!誰かと一緒だ!」
「どこにいる?」雷神が聞いた。
「それが、暗くて・・・・・」
真一には分からないので雷神に千里眼を渡すと・・・・
「オベリスクッ!」雷神が叫んだ。
「雷神、俺にも見せろと!」風神が千里眼をかけると・・・・
「何故やつがいるんだ」風神が真一に千里眼を返しながら言った。
「雷神、オベリスクって誰?」真一は異様な雰囲気を感じながら聞くと
俺が話そう、そう言うと風神が語り始めた。
「黒魔人オベリスクは、元々俺達の仲間だった。遥か昔に天界と魔界との戦争があった時、やつの恋人ナーシャが人質に取られた。しかし、天界は魔界の要求を退けナーシャを見捨てた。そして一人・・・オベリスクは魔界へナーシャを助けに行ったきり帰って来なかった」
風神が語り終わると雷神が自分を押し殺すように言った。
「魔界に落ちたとは聞いていたが、よりによってマキを誘拐し俺達に挑戦してくるとはな」
雷神の握り拳は震えていた・・・・
すると、急に画面が真っ暗になり、マキは声を発する間もなく・・・・画面の中に吸い込まれるように消えた。
そして、その夜。ケンさんと真一が部屋でポーカーをしていると窓を風が何度も叩いた。
「どうしたんだろ?」真一が窓開けると雷神と風神が並んで中に浮いていた。
「わぅっ、びっくりするじゃないか、二階の窓から来なくても・・・・」
「急用なんでな、入ってもいいか?」
雷神と風神が真一の部屋へ入りマキが行方不明になっている事を伝えた。
「そこでな真一、お前の千里眼で探して貰いたいんだ」雷神が落ち込んだような声で言った。
「わかった、すぐにやってみる」
真一が千里眼を操作してかけ直すと。
「いたっ!誰かと一緒だ!」
「どこにいる?」雷神が聞いた。
「それが、暗くて・・・・・」
真一には分からないので雷神に千里眼を渡すと・・・・
「オベリスクッ!」雷神が叫んだ。
「雷神、俺にも見せろと!」風神が千里眼をかけると・・・・
「何故やつがいるんだ」風神が真一に千里眼を返しながら言った。
「雷神、オベリスクって誰?」真一は異様な雰囲気を感じながら聞くと
俺が話そう、そう言うと風神が語り始めた。
「黒魔人オベリスクは、元々俺達の仲間だった。遥か昔に天界と魔界との戦争があった時、やつの恋人ナーシャが人質に取られた。しかし、天界は魔界の要求を退けナーシャを見捨てた。そして一人・・・オベリスクは魔界へナーシャを助けに行ったきり帰って来なかった」
風神が語り終わると雷神が自分を押し殺すように言った。
「魔界に落ちたとは聞いていたが、よりによってマキを誘拐し俺達に挑戦してくるとはな」
雷神の握り拳は震えていた・・・・