雷神の放った雷撃はオックスフォードが手にした杖の先に付いている目が吸収してしまった。
「なんだ?あの杖は?」雷神はもう一度電撃を放った!
「何度やっても同じ事だ!」
「雷神、俺がやる!」今度は風神が右手の上に竜巻を作るとオックスーフォードめがけて投げつけた。しかし、雷撃と同じように吸収されてしまった。
「このサタンの杖の目はどんな攻撃でも吸収する事が出来る・・・・
そしてこのようにも!」と杖の目を風神に向け吸収した電撃を杖の目から放射した。
「風神危ない!」
風神は逃げる間も無く・・・・
バリバリバリッ!ドーーーン!
閃光と共に風神が跡形もなく消えた。
「ハハハハ、口ほどにも無いな、小僧お前一人になったぞ」
オックスフォードは勝ち誇ったように笑い始めた。
その頃、真一と美由紀は地獄の門の向こう側、すなわち地獄の1丁目にいた。
そこに、マキがお堂の下のような所で待っていた。
「真一、美由紀ちゃん。こっちよ!こっちに隠れて!」
真一は初めてマキに逢うのに、他人のような気がしなかった。それに思ってたより小さくて千里眼で見るより可愛いんだと思った。
「二人とも、生きてる人間が地獄の1丁目に来てる事が知れたら鬼達にどんな目に合わされるか分からないから絶対に見つかったらだめよ」マキはいつになく真剣な眼差しで言った。
「高島君、いったいどうなってるの?私何がなんだか分からないよ」
美由紀は涙目になりながら聞いた。
「彼女は閻魔大王の娘だから心配しなくても大丈夫だよ」
「閻魔大王の娘!余計に心配だよ」
美由紀は今にも泣き出しそう・・・・・
「必ず元の世界に返れるから雷神君と風神君の戦いが終わるまで待っててね」
マキは美由紀を安心させるように言った。
すると、まもなく見回りの赤鬼、青鬼がやって来た。
くんくん、青鬼が鼻を膨らませながら臭いを嗅いで「赤鬼どん。なんだか人間の臭いがしないか?」
「そう言えば、確かに人間の臭いがするよ。青鬼どん」
まずいと思ったマキが美由紀と服を交換して二匹の前に飛び出した・・・
「なんだ?あの杖は?」雷神はもう一度電撃を放った!
「何度やっても同じ事だ!」
「雷神、俺がやる!」今度は風神が右手の上に竜巻を作るとオックスーフォードめがけて投げつけた。しかし、雷撃と同じように吸収されてしまった。
「このサタンの杖の目はどんな攻撃でも吸収する事が出来る・・・・
そしてこのようにも!」と杖の目を風神に向け吸収した電撃を杖の目から放射した。
「風神危ない!」
風神は逃げる間も無く・・・・
バリバリバリッ!ドーーーン!
閃光と共に風神が跡形もなく消えた。
「ハハハハ、口ほどにも無いな、小僧お前一人になったぞ」
オックスフォードは勝ち誇ったように笑い始めた。
その頃、真一と美由紀は地獄の門の向こう側、すなわち地獄の1丁目にいた。
そこに、マキがお堂の下のような所で待っていた。
「真一、美由紀ちゃん。こっちよ!こっちに隠れて!」
真一は初めてマキに逢うのに、他人のような気がしなかった。それに思ってたより小さくて千里眼で見るより可愛いんだと思った。
「二人とも、生きてる人間が地獄の1丁目に来てる事が知れたら鬼達にどんな目に合わされるか分からないから絶対に見つかったらだめよ」マキはいつになく真剣な眼差しで言った。
「高島君、いったいどうなってるの?私何がなんだか分からないよ」
美由紀は涙目になりながら聞いた。
「彼女は閻魔大王の娘だから心配しなくても大丈夫だよ」
「閻魔大王の娘!余計に心配だよ」
美由紀は今にも泣き出しそう・・・・・
「必ず元の世界に返れるから雷神君と風神君の戦いが終わるまで待っててね」
マキは美由紀を安心させるように言った。
すると、まもなく見回りの赤鬼、青鬼がやって来た。
くんくん、青鬼が鼻を膨らませながら臭いを嗅いで「赤鬼どん。なんだか人間の臭いがしないか?」
「そう言えば、確かに人間の臭いがするよ。青鬼どん」
まずいと思ったマキが美由紀と服を交換して二匹の前に飛び出した・・・