それから小一時間ケンさんの話は続いた。面倒になってきたので千里眼を外そうとした時、マキから通信が来た。
「真一、大変よ」
「なんだよ、僕は、ケンさんの話で疲れてるの」
「地獄界のブラックカードが誰かの仕業で人間界へ持ち出されたの!」
マキの説明によれば、ブラックカードは人間のクレジットカードと同じようにショッピングやキャッシングが出来るそうだ。
「それのどこが大変なの?」真一はのんびり構えていた。
「ブラックカードは人間に取り付いて、使えば使うほどその人間の寿命は短くなって最後には死んでしまうのよ」
真一は、えっ!と言って飛び起き真剣に話を聞き始めた。
「人間界で、今そのブラックカードを回収できるのは真一だけなの!」
「僕にそんな事・・・出来る力はないよ、他に誰かいないの?」
「真一、真剣に聞いて!」
マキは本気で怒った。
「わかったよ、それでどうしたらいいの」
「千里眼よ、千里眼でブラックカードの持ち主を探し出すの、ケンさん千里眼の使い方を説明してあげて」
ケンさんが手取り足取り教えてくれて、千里眼を操作してかけてみると・・・
「あっ!見える!凄い!今、ブラックカードを使ってる!」
「真一!場所や、顔をよーく覚えててよ」
「いや、その必要はないよ、マキ」
真一はゆっくり千里眼を外した・・・・
ブラックカードの持ち主は、同じクラスの・・・真一がひそかに好意を寄せてる女の子、小島美由紀だった・・・・
「真一、大変よ」
「なんだよ、僕は、ケンさんの話で疲れてるの」
「地獄界のブラックカードが誰かの仕業で人間界へ持ち出されたの!」
マキの説明によれば、ブラックカードは人間のクレジットカードと同じようにショッピングやキャッシングが出来るそうだ。
「それのどこが大変なの?」真一はのんびり構えていた。
「ブラックカードは人間に取り付いて、使えば使うほどその人間の寿命は短くなって最後には死んでしまうのよ」
真一は、えっ!と言って飛び起き真剣に話を聞き始めた。
「人間界で、今そのブラックカードを回収できるのは真一だけなの!」
「僕にそんな事・・・出来る力はないよ、他に誰かいないの?」
「真一、真剣に聞いて!」
マキは本気で怒った。
「わかったよ、それでどうしたらいいの」
「千里眼よ、千里眼でブラックカードの持ち主を探し出すの、ケンさん千里眼の使い方を説明してあげて」
ケンさんが手取り足取り教えてくれて、千里眼を操作してかけてみると・・・
「あっ!見える!凄い!今、ブラックカードを使ってる!」
「真一!場所や、顔をよーく覚えててよ」
「いや、その必要はないよ、マキ」
真一はゆっくり千里眼を外した・・・・
ブラックカードの持ち主は、同じクラスの・・・真一がひそかに好意を寄せてる女の子、小島美由紀だった・・・・