「奏…ちょっとでもその人に妬いたりした…?」





何だよ…なんでニヤニヤしてんだよ





「ちょっとどころか…ヤベーくらいにだよ」






顔の赤さがばれないように海を抱き寄せた






髪の毛から甘い香りがして少し爽やかな感じ




香水なんかじゃなくて海の香り





抱き寄せた海が気持ちくて顔を埋める







「どうしよ…っ、奏…可愛すぎ」






「あ?」






俺が可愛いとか意味不明…



嬉しくねーよ…