暴れる亜純を必死でなだめた


「あした学校行ったら、市川シバく!!」


「えっいいよ亜純。私が勝手にヤキモチやいて泣いただけだから!」




こんなことで夏樹を困らせたくない



「だからってちょうど良かったはないでしょ?」


「……。」



確かにあの言葉はちょっと傷ついたかも…


久しぶりに学校いきたくないや…



こんなの先輩に振られたとき以来だ



はっ!!いけない…


何こんなときに、鮎沢先輩のこと思い出してんの?


はぁ…


「亜純、私帰るね?」


「…うん…。」


何かいいたそうな亜純を残して、部屋を出た



何かヤだ…


ヤキモチなんて大っ嫌い!