しかも、ちょうど良かったって何?


その言葉が胸に突き刺さる…



「そっかぁ。じゃ、また明日ね?」


「おう、じゃあな。」



私の声、震えてなかったかな?


別にそんなに大したこと言われたわけじゃないのに、泣きそう…



「さ、青木くん行こう!!」


「え!?なっちゃん、泣いてるの?」


「何言ってるの、青木くん?泣いて、ない…よ?」



笑ったつもりなのに、目からは涙が流れた


「とりあえず、アズのとこ行こ?ね?」



必死に慰めてくれる青木くんが面白くてちょっとだけ笑えた



せっかくお見舞いに行くのに私が泣いてたら、亜純に迷惑かけるよね?


無理して作った笑顔はちゃんと笑えてるかな?