青木くんと喋ってて、夏樹放置してた…


ヤバイかも…


「奈緒はそんなに俺に意地悪してもらいたいんだ?」


「ないない絶対ない!!」


意地悪なんて何されるかわかんない!!



「オレにもヤキモチ妬くなんて心狭いよナツ。」


「ヤキモチ!?」



夏樹ってヤキモチやくんだね…


「わりぃかよ。」


え…

夏樹がそんなに素直に認めるなんて


雨が降るかも


てか、私が恥ずかしいよ…


「あれ?奈緒、顔赤くね?」


「あ、赤くないよ!!」


「や、赤いって!!もしかして照れた?」


ゔ…バレた…


こうなったら逃げるしかない!


「照れてないったら〜!!」


「あ、逃げた…」


一目散に教室へ駆け込んだ