そんな状況を見かねてか、青木くんが口を開いた


「アズ。」


「何よ!?」


「部屋行こ?」


「何でよ?あたしはまだ市川に話が…」


「言わせたいの?早く二人きりになりたいんだけど?」


「〜…っ!!」



……ビックリした。


青木くんがあんなこと言うなんて



しかも、亜純の顔真っ赤だった



滅多にみれない顔かも…


「じゃ、そういう訳だから、オレら行くね?」


「う、うん。おやすみ?」


「おやすみぃ〜」



なんか青木くんの新たな一面をみた気がする…



「じゃあ、俺たちも部屋戻るか?それともどっか行く?」


「う、ううん。部屋戻る。」



なんかさっきまで、全然平気だったのに今になって緊張してきたのかも……


どうしよう……