「花が心配しているような理由じゃないよ。
芸能活動もいいなって確かに思うんだ。
でも私には夢があるの。






花には事務所を継ぐという夢があって
だからって言ったら可笑しいけど芸能活動を頑張っているじゃない?







花と同じように私にも夢があるんだ。

















でもね凄く迷いがあるんだ。






パパの学校も継ぎたいんだ。教師になりたいの。
パパみたいなしっかりしているけど生徒には
好かれる先生になりたいの。






でも、スタイリストにもなりたいんだ。







だから今凄く迷ってるの。」











「桜は立派やな。自分できちんと考えてるもん。
十分偉いよ。桜の好きなようにするべきだよ。
スタイリストの勉強したいんやったら、
あたしのスタイリストに臨時でなればいいよ。
あたしこうみえても専属スタイリストはいないんだ。




あたしはいつでも桜の味方やからな?」