あたしが感激していた後、桜は軽く化粧もしてくれた。
なんか生まれかわった気分やな。
「桜、わがままだと思わんといてな?」
「どぉしたの?」
「あたし今日1日だけ普通の女の子になりたい。」
「当たり前でしょ?
その為に花をママに怒られるの
覚悟で家から連れ出したのよ?」
「桜〜〜〜〜〜!!
あり…が…と〜〜〜!」
「よしよし、泣くな泣くな。
今日は私しかいないんだから
おもいっきり遊んで帰ろ?」
「うん!」
「ねぇ、花。
周りに花のことバレバレ
だから逃げないとね。」
「そうだね…
いっせいの!逃げろ〜〜〜〜!」