「だーかーらー、男の子と会ってたの?って話しなんだけど」



あたしが男の子の影があるなんて知られたらヤバいかも…



「そっ、そんなことないよっ!!」



「そうかな??」



あたしは説得を続ける。




「暗かったから、あたしと他の人見間違えたんじゃないの?」



「そっか。奈央に男が居たらびっくりだけどね!」




夏はあたしにウィンクしてから席について、他の子と話し始めた。