だがまだ、ぬるま湯の中に
いる自分は社会に出る用の
覚悟と居場所を
用意していない


整うには
それなりの時間が必要だ


これはサッカーのロスタイム
みたいなもので


あの時あの場所で
起きた誤りを訂正する
答えあわせの時間になる


退学届けをためらいもなく
平気な顔して送った僕の


後先考えない行動は
周りを混乱させる


例えば

やたらと喧嘩する
親の顔色をうかがう
全てにケアをしながら
事細かな時間を見ていく


そういった気遣い


これほど神経尖らせる
時間はないくらい


自分の誤った時間の罰