あ…。
もう試合終わってるし…。
「先輩。もう用意した方がいいんじゃない?」
「あぁ。」
いつもと違って
真剣な顔つき。
先輩が頑張ってきたの、
あたしは全部知ってるから。
頑張ってよ。
見守ってるから。
先輩はさっさと用意を済ませてしまって、
ロッカーへと向かおうとしている。
「その言葉。伝えなくていいの?」
「原先輩…」
霊感があるらしい原先輩に、
あたしの心の中を当てられて
ちょっと悔しいけど...
「先輩!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…