時間がもったいないと感じたあたしは、


すぐさまそこを抜けだそうとした。





「ちょっと待った。」


「は?」



1人の男子生徒に手首をつかまれて


いい加減ムカついたあたしは、
思いきりにらんでやった。



「そんな睨まなくても...」


「なんですか?」


「あ、そうそう。キミ、高2?」


「そうですけど」



今度はなんなわけ...?




しかも階段でこんなこと...。


傍から見たら迷惑じゃない?