あれは何歳のころだっただろうか。
たぶん、小学生のころだった。
一年生のころ・・・。





私の隣に住む凛と帰っていたら

「あーっ渡辺!!」

と凛が叫び、君のもとへ走っていった。

「よぉ、凛ちゃん」

私はわけがわからず凛についていった。


おにいちゃんがいた。
そこには、歳のはなれたお兄ちゃんがいたんだ。
5歳も離れているらしい。


それなのに私は。


私は・・・、不思議な感覚に襲われた。

そう、このときにもう私は君に恋していたのかもしれないね・・・。