「ペンダント? 」

「そう叶くんがくれなかったの」




美佐は飲んでるパックを潰している。




「あのペンダントほしい~だって彼女候補なのにぃ」




日直だから私は黒板を消していた…。




美佐は私が気に食わないらしく…落ちているチョークの粉を私の頭に振りかけた。




「何するの?」

「ペンダント芽瑠のイメージぽいし…ウザいんだよね」

「美佐かわいそうーなんとかしてあげなよぉ」