「芽瑠も人気だよ」

「どこがお世辞?」




芽瑠は容姿完璧で男によく噂を聞く。




それを聞くたび俺は壁を殴りそうになるけど。




「本当だよ」

「あっそ」




芽瑠は何もわかってない。




「そろそろ戻ってくれない?」

「わかった」