「俺言わなかった気分転換って」




寝転がると芽瑠が胸板に足を乗せてきた。




何?




「ウザい…迷惑美佐と宜しくやってよね」

「平和になるから?」




俺の唐突な質問は芽瑠の目を見開かせた。




「聞いてたワケ?」

「聞こえただけ」

「そうだね平和になる」




俺の存在が邪魔だから?




芽瑠にとって俺と美佐が着きあうことで平和になる?




「平和になるのはなんで…?」