「////話題変えませんか?」


「結果報告ちゃんとしてちょうだいよ?」


横で"はぁ"と返事する省吾さんを見て


「ねーさっきから何の話ししているの?」


「ん?内緒だよ。男同士約束した事あるんだ」


浅井さんのご主人がそう言ってニヤニヤ笑う


「まぁ あんまりモタモタしていたら、他の人を探さなきゃならなくなるし…」


「え!!それはダメです!」


いきなり大声で話す省吾さんに私は意味がわからず


「も〜ズルイ!教えてよ!省吾さん!」


「……後でね。」


浅井さん夫婦は笑いを堪えて食事をしていた


「も〜浅井さんも酷い!肩まで震わせて笑うなんて!」


その後は、私の近況や浅井さん夫婦の北海道での生活等話て過ごした

私の進路が警察官に変わりが無いとわかり、浅井さんのご主人が箸を止めた


「瞳ちゃんの進路の事は聞いていたよ。やっぱり事件の事が影響してるのかい?
俺は瞳ちゃんにはもっと穏やかな環境に身を置いて欲しい。
警察官は正義の見方ではないし、時にはやり切れない現場も目にする。
人間の汚い部分を見るしな…危険な仕事でもあるんだ。だから、正直俺は反対だ」