「よっ!女泣かせ〜!」
「腹黒トップアイドル〜!」
後ろから勢い良く肩と背中を叩かれた。
まぁ、誰かは分かる。
「はよ。惷(シュン)に暁(アキ)」
「お前腹黒い性格…いい加減辞めたらどーお?笑」
「無理っ無理っ!笑」
2人で笑ってろ。
何て思いながらも、いつもツルんでるんだけど。
惷に暁もアイドル。
俺のバックダンサー?
てか、俺は歌とかダンスよりも俳優がしたいんだけど。
ま。仕事だから文句は言えねーんだけどさ?
「あー!佑斗!俺、良いとこ見つけたんだよね〜」
急に笑顔で俺の肩に腕を掛けてきた。