でも、そんなの全く気にならなかった。


というか、気にする余地が心になかった。


先輩に…
タメ語…
入学式の日から早々…

考えただけで吐きそうなくらい焦った。


「勘弁してよぉ…」
呟いてへたり込むと、白い綺麗な手が出された。