「何?そんなイケメンだったの?」


「うーん…いや…ただ明るくて、人懐っこそうな…」


でも、そんな事言われても、花梨は分かるはずもなく…。


「ダメだ…わかんない!!」


その後も、あーモヤモヤするっ!!

とかなんとか言いながらずっと考えてたけど、さすがの情報通の花梨にも分からないらしく、その内分かれ道まできた。



「いい?!次その人に会ったら、名前聞くんだよ!!」


「はーい、覚えてたらね?」


なんて会話をちょっとだけして、家に帰った。