5時間目。

こーんな天気の良い日は屋上で昼寝するのが1番だと思いまーす。なんて授業中に挙手して提案せずに無断でサボって屋上への階段を上がる。

ドアを開けると心地好い風が吹いてきて、
「おーっ気持ち良いなー!」
とか言いながら軽く駆け出しt『ガンッ』…こけた。

「ははっ、大丈夫かよ?」
「ぎゃー!」
なんかいた!じゃなくて、先客がいた。
「大丈夫そうだな、うん」
いや大丈夫じゃないけど!
「なんでいんの!?総一!」
先客は幼なじみだった。
「え、天気が良いから昼寝しようと思って」
なん…だと…。あたしと同じじゃないか。
「蓮李は?何で来たの」
「お前と同じだよ」
「ふーん」
「………」
「…寝よっか」
「…うん」










天気の良い日は
(昼寝に限りますよね)