あんなこと言って、傷付けて、泣かせて……。 「ハハ、俺ばか」 力なく、笑い呟き、思いっきり壁を殴る。 ――――バンっっ どんな顔して、結嘉に会えばいい? もし明日、結嘉がいつも通りに話し掛けてくれても、応えることはできない。 目を合わせられない。 てか、会えねーよ。 結局俺は、いつまでたってもガキのまま。 *―――side end――――