「…………、ケンジ先輩!ラブスタ2の1番人気のキャラでした〜。
もう最高やで、ホンマに!」

……え、違った?
でも、少し興味を示していたのは?
そう思い、もう一度確かめてみた。

「えっ、まぁ……。
確かにケンジ先輩カッコイイもんねぇ。
けど、ウチが言うてんのは、2次元やなくて3次元の話!」

「あ、そうなん?
……おったらどうするん?」

……う、言葉に詰まった。どう返事をしたものか。

「……別に。
ただ、さっき竹田先生に興味示してたんは、何やったんかなーって。ちょっと気になっただけ」

私が、そう言うと遥菜は笑いながら言った。