ジェットコースターのある場所に着いた。
「じゃあ乗るか」
「怖そー」
「大丈夫だよ。」
「えぇ?」
「俺が守るってこと。行くぞ」
と手をつかまれてすごいドキドキした。
広瀬はそのまま手を繋いでくれた。

手を繋いだままジェットコースターに乗り、ジェットコースターが終わった。
俺は指差していった。
「あれ乗ろ!!」
あれって観覧車だ。
2人きりになれるんだ。
「うん」

観覧車に乗った。
「で、話なんだけど」
「昨日の?」
「そう。俺さ入学式で一目惚れしたんだ。でもその子の名前も知らなかった。で教室で自分の席いったら隣がその子だった。あんま話してなかったのに席替えして全然話さなくなってそのまま2年になってもう2年も終わりじゃん、だから俺決めたんだ。告るって。で、だいたい話わかった?」
「うん」
「ここからが本題だから、よーく聞けよ」
「うん」
「俺は福山が好き。話さなくなってたときも俺は福山が忘れられなかった。絶対一生離さないから、大事にするから、俺と付き合ってください。」
「……よ。」
「えぇ?」
「いいよ。実はあたしも広瀬に一目惚れした。あたしも広瀬が忘れられなかった。」
「ありがと。」
といって笑ってくれた。