母さんのお葬式には、たくさんの人が来てくれた。

沙南は母さんが大好きだったから、母さんが死んだことを知ってからずっと泣いていた。
憲斗はまだ理解できてないみたいだった。
優斗は、まだ小6なのに泣かなかった。

兄貴は、夜みんなが寝た後泣いていた。
俺は、今まで兄貴の世話になってきたからこれからは俺も兄貴を支えていくんだ。
そう決意した。