帰り道あたしは広瀬とバッタリ会ってしまった。
心臓がバクバクしてた。
「おぉ福山。お前家こっち?」
「うん、広瀬も?」
「あぁ、じゃ一緒に帰るか?照」
「えっいいの?」
「もちろん」
といってあるきはじめた。


「明日さ、俺お前に告るから。覚悟しとけよ。」
と笑顔でいった。
「えぇ?」
「だーかーら俺は福山に告るの。」
「な、なんで?」
「なんでってそれは明日言うからさ。だから明日はイヤじゃなければWデートだと思ってて。」
「う、うん。あた、あたし家ここだからじゃあ。」
「偶然。俺はお前ん家の斜め前だ。」
「そこ広瀬んちだったんだ」
「ちなみに俺の部屋あそこだから。じゃあな」
「ばいばい」