「はじまるぞ」
『パシャッ』
『パシャっ』
『パシャっ』

「じゃあ最後はキスする?」
「うん」
『っ』
『パシャっ』
「なんかはずいな」
「はずいね」
「よし、じゃあ落書きタイムだぜ」
「あたしこれかく」
「じゃあ俺これ~」


「あれ広瀬じゃん」
「ほんとだ。プリ撮りにいったんだな」
「ね、こっそりのぞこうよ」
「いいな、それ♪」


「こんなかんじでいいよな?」
「いいかんじ♪」
『わぁっ!!!!』
「うわぁっ」
「なんだよ、お前ら」
「何隠してんだよ~」
「うるせー。どっかいけよ~」
「なんだよ。そんな見せたくないのか?」
「いや~はずいから。」
「広川、颯斗はこのプリを2人だけのものにしたいんだって」
「ほんとかよ~」
「ほんとだから広川は愛菜とあっちいってて」
「やっぱ福山可愛いなぁ~♪」
「な、なにいってんの!?広川には可愛い可愛い愛菜がいるでしょ」
「ほんとだよな~。俺の優莉とんなよな」
「なぁみんな、俺ら全員のこと名前で呼ばない?」
「俺はいいよ」
「あたしもいいよ」
「優莉は?」
「あ、いいよ。」
「福山。いやだったらいいよ」
「いやじゃないけど」
「けどなんだよ」
「なんにもない。ごめん」