次の日
教室のドアの前に立っていた私の腕を掴み勇気君は、教室へ入って行った

「加奈!園子!」

『な…なに?』
おどおどした声

腕を上にグッと上にあげて私を引き寄せた勇気君の匂いが柔らかい

「コイツ虐めんなよ!お前らぶっ飛ばしてやろうか?」

勇気君怖いです。
だけど、私を一生懸命に守ってくれている

かっこいいよ。
ルール違反だよ。


叶わないのにもっと好きになっちゃうじゃんか