クリュウさんはそう言いながら懐かしそうな顔をしていた
『その海賊の方は?』
「…死んだよ。俺をかばってな…さっきの言葉も死に際に言ってた言葉だ」
『すみません…余計なことを…』
「謝んな。確かに話ずらいことだけど…」
そう言ってクリュウさんは私を見つめた
『?』
「お前には何でも話せるんだよなあ」
『…っ\\\\\\』
はにかんだクリュウさんがとてもカッコよく見えて顔が赤くなった
「…だから俺は決めたんだ。その海賊が言ったように守るときにこいつを使おうってな。まあ、そう簡単には出来ねえけどな…だけどそのとうりに出来たら世界一の剣豪に一歩近づく気がすんだ…」
そう言いながらクリュウさんは剣を握りしめながら見つめた
ぎゅっ…
「渚!?」
そんなクリュウさんの手を剣ごと握り締めた
『…クリュウさんなら出来ます』
「え…?」