『そんな…』
「ナギちゃん!!!」
宿に着くとお爺ちゃんが建てた宿は巨大な炎に包まれていた
町の人達は一生懸命水をかけて消そうとしてくれていた
「渚…!?何だよこれっ」
クリュウさんたちが着いて私は我にかえって宿の中に入ろうとした
「渚!止めろ!!あぶねーだろ!?」
セナさんが私を止めた
『離して下さい!お爺ちゃんの宿を守らないと…!?』
「渚…手遅れだ」
はっきりと言った船長さんの言葉に全身の力が抜けたように座り込んだ
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