「おいイチ!どういう意味だ」

 「イチの分際で楯突くとは…」

 イチ君の言葉が聞こえたらしく怒りの標的をイチ君に定めた

 「うわ~っすみません!」

 イチ君は謝りながら逃げ出した

 「「こらっイチ待て!!!」」

 「まちませーん!」

 「お前ら!!!」

 イチ君をおう二人に怒鳴るセナさん

 そんな光景を眺めていると船長さんが呼んだ

 「渚。お前のじいさんの名前はなんてんだ?」

 『お爺ちゃんですか?えーと、コクです』

 そう言うと船長さんはそうかそうか…と意味深な笑みを浮かべていた

 「船長…また何か変なこと考えてるんですか?」

 「いやいや~」

 ずっと笑顔の船長さんにシイさんはあきれていた