ここに来てずっと引っ掛かっている事があった…
それが今日になって何となく分かってきた
多分…船長も気づいている
だから俺は渚に聞こうとした
感じから確信にするため…
だけど途中で止めた
多分だけど渚はその事に関して隠している気がしたから…
「セナさん~あんな中途半端で話を止めたら渚さん気にしますよ?」
『イチ…お前は気づかないのか?』
「何をですか?」
イチは首を傾げながら聞いてきた
『いや…何でもない』
「もう…何なんですか?」
気づいてないのか…多分…クリュウもだな…
あいつ鈍いからな…
そんなことを思いながら俺達は歩いていた