そんな・・・

カップル的な事できるワケがない!

「あ,先約いた?」

「いっいや,いないけど」

「じゃぁ,決定!

俺,友達いなくてさ!」

「あははははは」




キーンコンカーンコーン

私があの後,席を離れたら

悠里は囲まれていた・・・

すっすげぇ・・・。

まぁ,今は帰り!

悠里と・・・バス停まで・・・?

無理////

はずくない?

カップルに思われたらどーすんのよ?

と,勝手な妄想が頭をよぎる・・・

「ごめん!」

後ろから声がしたので振り向いたら

悠里だった。

「あ,行こう!」

「ごめん。マジで。」

「大丈夫!」

・・・。

沈黙・・・。

「あっあのさ・・・」

「何?」

悠里が言いにくげに言った。

「ユリって彼氏いんの?」

は?

こいつ?

私が彼氏いない歴何年だと思っているんだ?

14年!

ああああ

青春,欲しい・・・

「いない。」

(↑即答・・・)

「あははw」

「何で笑うのよぉぉ?」

「ごめんごめん・・・」




こんなのが私達の出会いだった。