4月のある日の事・・・

いつも通り「桜庭中学」に登校した。

桜がもうすぐで散ってしまいそうで

悲しかった。

それは突然の出来事だった・・・

教室に入るとみんなが何か話していた。

何だろう?

「ユリ!聞いた?」

話しかけてきたのは

親友の松本 リコ。

「何が?ってかみんな,どーしたの?」

-----真面目に何だろ?私の悪口?え・

「どーしたの?じゃないよ!!転校生よ!転校生!」

は?まじで?

「真面目に?」

みんな何か話していると思ったら,これか!

まぁ,どうせ地味男君だろうっw

「席につけぇぇぇー」

担任の浅川が怒鳴る。

はっきりいって金八先生を目指している30代後半。独身。

私は 夢村 ユリ。

中2の吹部。

この間,始業式で明日が入学式。

こんな時期に転校生とは

転校生も大変だ・・・

「えええ。今日は転校生を紹介する。」

浅川が喋る。

うざい。

「入ってきなさい。」

そう浅川に言われて入ってきたのは・・・