壊れ物扱いをするお兄さん達に別れを告げて,二人で帰る道を一人で歩く。



怒りを通り越して呆れる始末。



簡単に捨てられた,ゴミのように。



自分の身の危険が迫れば,女だって差し出す彼の曲がりに曲がった根性。



小さな笑いが込み上げる。



安い女,そう思ったから。