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「……ハッ…!…うわぁ…!!」

辺りを見渡す…


驚いて起き上がったところはベッドの上…
小鳥が窓の外からピチピチと鳴き、明るい日差しが永井を照らした。


「…はぁ……はぁ………」

体は水をかけられたかのように汗まみれになっていた…。

そしてすぐさま右手で首元を触るが、いつもと何も変わらない自分の首だ…



「………はぁ………………………………夢…か………」
ようやく安堵の声をあげた。




時計を見たがまだ眠りに就いてから四時間しか経っていない。


再び寝ようとしたが一先ず顔を洗いに行った…













鏡には引きつって隈ができている自分の顔が映った。

なんていう顔をしているんだ俺は……



しかしあそこまでリアルな夢は久々だった。
まだ余韻が残っている。