「………1位…………!」

…………
……













………俺たちはあの二人がグルであるという結論に至った。

カウンターの客は賭けに勝ち、異常な程に喜んでいた…。
オーナーは何もなかったかのように次の第4部を始めると言った。



若い従業員が首なしの状態で部屋の外へと引きずり出される。滴り落ちる大量の血が服で拭き取られて床に赤いラインを描いていった。


「………俺……次の第4部……あいつらの正体を暴いてやるよ…!」
「…えっ…!?」
兵士たちに鎖をほどかれながら大島が突然床を向きながら言った。
「……次の回……あいつが賭けに勝ったらあの箱の中を見せて…あいつらがグルだと言うことをな…!」
「………だ……大丈夫か…?」
「…………………ああ…!」
大島は半ば確信している様子だった。