ワタシの部屋に着いた。



相変わらず
電気はついていなくて薄暗く
涼しい部屋だった。


アナタはまだ
ワタシのベッドで寝ていた。


ただいまとキスをして
借りてきた本を床に置いた。



アイスクリームの袋を開けて
少し溶けたそれをなめとった。

アナタは
ワタシを見つめている。



もう一つのアイスクリームを
アナタの口に運んだ。