「みんなが優を疑ってる。
本当に試験受かったのかって。
だから、証明してやれ」
「んー。まぁ、分かった」
「って事で、出てこい」
……ってなわけで出てきた奴が、ここに集まってる奴の半分であって…。
そんなに信用ない?!!
「優。できるか?」
こんなに出て来られたら、ある意味燃えるよ。
「楽勝♪」
笑うと、集まってる奴らが余裕ぶった。
「手加減なしだぜ?」
先頭に立ってた奴が言った。
「手加減してやるよ」
あたしが言うと、フッと笑ってかかってきた。
振り下げられた拳を片手簡単にで受け止める。
それを見た男達は「おい。手加減なしっていってたじゃねーか」と口々に男に言う。