涼は肩を掴んで、顔を見る。

他のみんなも心配そうに見てくる。


「…い……熱ぃ…」

「…大丈夫。すぐ慣れる」


涼はあたしを抱えて布団に寝かせた。


「優。大丈夫か?」

陸の声もする。


体中が熱い。

火傷しちゃいそう。


服、脱ぎたい…。



ここで意識を手放した。





――翌日


頭痛い…。

これって、2日酔いって言う奴ですか…?


あたしは体を起こした。
まだみんな寝てる。