「ふ…お前起きてたのか」





「あぁ。なぜお前、俺の仕事のこと知ってんだ」





「昔ユミから聞いたんだよ」








「くそてめぇ…」









澤本くんが立ち上がり歩椎のもとへ向かう。






「明日華の前でやめろ」






歩椎がとめた。





ユミ……??



誰…??



「チッ…」






「ユミと別れて間もないのにもう他の女か。




ユミにベタ惚れだと聞いたがお前も軽いもんだな」





「はっ…明日華ちゃんは彼女じゃねぇし、関係すら持ってねぇよ。






お前ちょっとは明日華ちゃん信じろよ」






…さっきの話、聞いてたんだ。