「片付けよっか!」



あたしが、そう言ったとき。



優希さんがあたしに向かって言った。



「いいよ、片付けはあたしと晃太がやるから!
3人は悠の部屋行きな?」



いいのかな、優希さんと晃太さんにまかせちゃって…



なんか、悪い気がする…



「いいからいいから。
今日はゆっくり話しな?話したいこと、たくさんあるでしょ?」



優希さんは、あたしたちの心を読んで、


少し笑いながら、そう言った。



優希さんには、分かってるんだ。



あたしたちが、悠とたくさん話がしたいことを…



「姉貴もそう言ってるんだしさ、行こうぜ?」



「「…うん!」」



今日は、優希さんの優しさに甘えても…



いいよ、ね?