ん?足音が聞こえる。

ざわざわしたビーチでも聞こえるなら近いよね…?

ずいぶんと急いでる。
みなみ?みなみだな!

そんなふうに思っていたら、肩をつかまれた。

「遅いよみなみ!どんだけ待たしたとおもっ…」

みなみだと思い込んで振り向いたら、見知らぬ男の人だった。