「えぇ~なんかね、変な転校生がきてあたしの隣の席になって、

  挨拶でもすんのかなとか思ったら、いきなり呼び捨てで呼んできて

  べたべた触ってきて・・・。」


 あたしの愚痴を先生は、うんうんとちゃんと聞いてくれた。


 「それで、あたし家があれだから・・・。男はどうも苦手で・・・。」


 「あなたは、謝りたいの??」


 先生は思いもしないことを言ってきた。

 「え??」

 「謝りたくてたまらないんでしょ??顔にでてるよ。言いすぎたって思ってるん

  でしょ??」

 図星をつかれた。こう見えてあたしは、悪い事したらすぐ後悔するタイプ。

 「・・・うん。ちょっといいすぎた。」

 「なら謝りな。ココで少し休んでからでいいから。」

 「ありがとう。先生・・・。」

 「相談はいつでものるわよっ!」

 「うんっ!」