ただ、横にあたしをおろして空を見ているだけ。

 10分後

 ガチャ・・・

 屋上の入り口が開いたかと思うと、かわいらしい女の子

 が入ってきた。

 「手紙くれたの君??」

 「はい」

 口を開いたのは、明。

 ・・・このシチュエーションは、もしかして告白??

 明に聞きたいけど、黙ってろと言われたのできけない。

 「用件は何??」

 「あ・・・、あの、・・・その・・・」

 女の子は、あたしのことをチラチラ見てきている。

 きっと、あたしが邪魔なのだろう。

 痛いほど視線がくるのがわかる。

 「用件ないんなら帰りたいんだケド・・・。」

 また急かすように、口を開く。

 「あの・・・、私と付き合ってください・・・っ!!」

 やっぱり・・・、告白だ。

 てゆーかなんであたしまで来ないといけないの!?